矯正歯科 治療例紹介

受け口の治療は外科手術や抜歯が必要になるケースが多く、歯科医師に高い技術が求められます。

当院では、適切な診断のために骨格やお顔全体を詳細に分析。このケースにおいては外科手術や抜歯はせずに改善できると判断しました。矯正治療のみで受け口を改善し、美しいお顔立ちに仕上げています。

他院で抜歯や外科手術が必要と診断された患者さまです。治療に3〜4年はかかる場合が多いケースでした。

綿密に治療計画を立て、歯の移動方法を工夫しながら治療を進めました。その結果、抜歯や外科手術なしで、しかも短期間での治療に成功。効率的に歯並びを美しく整えました。

奥歯の高さが低い状態でした。出っ歯を治すためには前歯を引っ込める必要がありますが、そうすると奥歯との噛み合わせが悪くなってしまいがちです。マウスピース矯正での改善が難しいとされる症例だったものの、当院は噛み合わせの調整もしっかり行いました。

治療が始まって数か月後、患者さまが急な事情でご実家に戻ることに。通常は治療後も細かな調整が発生するため、しばらく通院いただく必要があります。そこで当院は、通院が難しくなることに配慮し、迅速に治療を終えるよう緻密な治療計画を作成しました。

結果、追加のマウスピースを作ったり調整したりする手間が省け、本来なら1年以上かかる治療の短縮化に成功。患者さまがご実家に戻る前に治療を完了できました。

なお、当院はリモート診療にも対応しています。遠方からでも半年〜1年に一度の通院で治療が可能です。無駄な通院を減らし、最良の治療を提供することを心がけています。

前歯のすきっ歯を治したいとのご希望です。噛み合わせは正常な状態でしたが、上下の前歯に隙間が複数ありました。

そこで、精密な治療計画を立てた上で、インビザライン ライトによる部分的な歯並び治療を実施。しっかりとマウスピースを装着いただいた患者さまのご協力もあり、3か月間できれいな歯並びに仕上がっています。

ガミースマイルのほかに上下の前歯が乱れており、特に下あごは抜歯が必要とされるような状態です。また、神経をとっている歯があったり、銀歯が合っていなかったりしました。

詰め物や被せ物がお口に合っていない場合は、基本的に矯正治療を先行します。その後、整った歯並びに合わせて詰め物・被せ物の治療を行う、といった流れです。

今回のケースも矯正治療からスタートしました。精密な治療計画を立てるため、まずはお口の中とお顔をしっかりと診断。歯を抜かずに矯正できる方法で治療を進め、短期間で歯並びを整えました。その後、歯肉切除術でガミースマイルの治療を行っています。そして最後に、神経のない歯や銀歯の部分を白い被せ物に交換しました。

※歯肉切除術、被せ物などは別途費用がかかります。

歯並びの乱れが酷く、かなり重度な叢生でした。

歯科医院の中には、抜歯をともなうマウスピース矯正に対応していないところも少なくありませんが、当院はこうした治療も得意です。今回は患者さまのご希望を尊重し、上下4番目の歯を抜くことで歯並びの改善を図りました。

加速矯正装置も導入し、効率よく治療を進めました。その結果、3〜4年は要する抜歯矯正を1年半に短縮。短期間できれいな歯並びに仕上げました。

歯並びは整えたいものの、健康な歯は抜きたくないとのことでした。患者さまのご希望に沿うため、今回は4番目の歯は残し、代わりに大きな虫歯だった5番目の歯を抜く治療を選択。将来的に健康な歯をできるだけ保ち、お口の状態を良好に維持することを目指しました。また、インプラントやブリッジといった治療を避けられる利点もあります。

矯正治療で4番目の歯を抜くケースはよくありますが、インビザラインを用いる場合は難易度が上がります。加えて5番目の歯を抜く治療は、インビザラインなら「絶対やらないほうが良い」と言う歯科医師もいるほどレベルの高い治療です。しかし、きちんと知識と技術のある歯科医師のもとで治療すれば、ご満足のいく歯並びを実現できます。

当院では、これまでの実績と経験を活かした精密な治療をご提供しています。歯科用CTによる検査と骨格の分析をはじめ、シミュレーションしながら0.1mm単位で歯の位置を微調整しました。患者さまのご満足のいく口元に整えています。

顎関節症の治療を行った後、インビザラインを使ってリカバリー治療を実施しました。

奥歯で噛めなくなるというトラブルは決して珍しいものではありません。しかしそれを治せるかどうか、という点が歯科医師の腕にかかってくるのもまた事実です。

長く噛み合わせに悩まれていらっしゃったとのことでしたが、短期間で改善されとてもご満足しておられます。