矯正歯科治療の流れ

ご来院されましたら、まず受付へお越しください。ご来院が初めての方は、本人確認ができるものをご持参ください。

患者さまをなるべくお待たせしないよう、当院では「予約制」をとっています。受診をご希望の場合、お電話もしくはWeb予約にてご予約をおとりください。

矯正治療を始める前に精密検査を実施し、お口の状態を診断します。患者様にとって最善の治療をご提案するために、事前の診断をきちんと行なっております。

検査内容（検査費用：3,000円）

• レントゲン写真撮影（パノラマ・セファロ・歯科用CT）
• お口の中の写真撮影
• 顔貌写真の撮影（E-ラインを確認するためです）
• 口腔内スキャナーによるお口の中のスキャン
• 顎関節の触診（顎関節症・歯ぎしり・くいしばりのある方に行います）

精密検査を受けられた患者様には、Dr.斎藤秀也の治療方法、治療期間についてカウンセラーより詳しく説明があります。なお、無料相談の場合は治療方法、治療期間のご説明はありません。より詳しいお話が可能となるため、初回のご予約では多くの患者様が精密検査もご希望されます。

検査後はおおよその費用などもお伝えします。ご説明を聞いて納得いただけましたら、治療計画の作成に移行します。

カウンセラーと、矯正歯科専門医によるカウンセリングを行います。一人ひとりに最適な治療プランをご提案いたします。

以下を中心に、患者さまのお悩みや疑問、ご希望を伺います。

• 笑顔・横顔（口ゴボ）はどのようにきれいになるか？
• 治療期間を半年（または1～2年など）で終わらせたい
• 歯を抜きたくないが矯正できるか？

カウンセリングの内容から、お口の状態を正確に診断・把握し、より良い治療法を決定します。

当院では、Dr.斎藤 秀也がすべての患者さまにオーダーメイドで治療計画（シミュレーション）を作成します。治療計画が完成したら、その内容をわかりやすくご説明。1本1本の歯を0.1mm単位で調整しながらベストな治療法を考案します。

歯科医院の中には、歯科医師が治療計画の作成を担当しなかったり、外注したりするところが少なくありません。ただ、そうして作られた治療計画だと歯並びが十分にきれいにならない、治療期間が予定より数年延びるといった問題が起こる心配があります。

特にマウスピース矯正の場合、シミュレーションの工程が最も重要です。だからこそ当院では、カウンセリングから治療計画までを、Dr.斎藤 秀也が必ず責任を持って担当します。

また、口頭での説明だけでなく、歯の動き方、どのくらいの期間で何枚のマウスピースを使用するか、歯並びの改善レベル、最終的な治療のゴールなどをパソコン上で確認することも可能です。治療計画にご納得いただけましたら、治療をスタートします。

いよいよ矯正治療を開始します。治療中は、1週間に1枚マウスピースの交換をお願いします。治療開始時にマウスピースをすべてお渡ししますので、何度も医院に足を運ぶ必要がありません。

通常であれば1か月に1〜2回ほどの通院が必要ですが、当院ではオンライン診療を利用して、通院回数を大幅に減らすことが可能になりました。

通える方は4か月に1回、遠方にお住まいの方、仕事や学校の都合で通院の時間がとれない方は半年〜1年に一度のペースで通院いただき、定期的にお口の中の写真を撮って歯の状態を確認します。なかなか通院できない方に対しても、治療が順調に進むようリモート診療という形でサポートします。

札幌本院には長時間かけて通院される患者さまもおり、その経験によって培われたバックアップ体制がありますのでご安心ください。

歯並びの後戻りを防止するため、治療後はリテーナー（保定装置）を最短3か月間装着します。当院の場合、リテーナーもマウスピース型の装置なのが特徴です。

一般的に、リテーナーは3年ほど装着する必要があると言われています。しかし当院なら、矯正中に後戻りしにくい噛み合わせをつくりますので、リテーナーの装着期間を最小限に抑えられます。

リテーナーの破損についてもご安心ください。通常リテーナーが破損してしまったら、再製作は歯科医院へお越しいただく必要があります。そこで当院は、最新の3Dプリンターを活用して患者さまの通院負担を解消。日本はもちろん、海外のどこにいても再製作されたリテーナーを受け取れます。